多々良&板倉対談インタビュー(2007/05/03 インタビュアー:ピエオ)

ピエオ(以下「ピ」):どもども。今日は演劇配合サプリメンツ capsule2 「さよなら Heaven」の脚本・演出・出演の多々良光洋さんと、主演の板倉光隆さんにお越しいただきました。お二人には今回のお芝居についてじゃんじゃん色々聞いていこうと思います。で、早速質問ですが、稽古はもう始まっているそうですが、調子はどうよ!?
多々良(以下「多」):そうですね。稽古に入りましてもうそろそろ1ヶ月になりますが、この1ヶ月は役者さんに色々試しながら演じていただいて僕自身もたくさんの発見のある稽古になったと思います。主演の板倉さんを筆頭に今回も大好きな役者さんと稽古積んでいける幸せを感じております。
ピ:ふむふむ。ところで板倉さんはどのような経緯で出演を決めたのですか?
板倉(以下「板」):今回は前回のcapsule1 「eco」で声の出演をさせていただき、客席から作品を観させていただきました。サプリメンツに自分が入ったらどうなるだろう?と思い、今回ご縁があって参加させていただく事となりました。稽古に関してはは時期的に手探りの状態ですよね、多々良さん?
多:そうですね。作品としてプランや理想はもちろんありますが、役者さん一人一人から出るアイデアやインスピレーションを大事にしようと現在は固めずに稽古をしています。
ピ:いつ頃固めていくんですか?
多:そうですね、出演者の土田有希さんと山下潤さんも合流しましたので、これからお2人の新しいアイデアを生かしつつ、5月からは固めていきたいと思っています。
ピ:では今度は板倉さんにお聞きします。板倉さん自身は自分の役を色々と試している時期なのですか?
板:イヤイヤ、試しているなんて・・・(笑)今回僕の演じる「中田」という役は、多々良さんの中でも明確な人物像があるので、それをいかに自分の身体を使って中田(役)として生きれるかが勝負だと思います。
ピ:なるほどー。ところでこの作品は再演だとお聞きしましたが、前回との違いはありますでしょうか?
多:・・・ありません!
板:エー!!
ピ:ガーン<(T0T)>
多:ウソです(^^;A)。もちろんあります。前回は上智大学の劇団リトルスクエアで3年半前に上演したのですが、まず、平均年齢が違いますね(笑)。前回は確か平均年齢21歳くらい・・・今回は平均年齢30歳!しかも板倉さんをはじめとする第一線で活躍する脂ののっている役者さんという違いがあります。ただ、初演で感じたのは学生さんの感受性の高さ、素直さ、若さ(笑)ですね。そんな中でもなかなかの好評をいただいたんですよ。なので、今回はより質の高いプロとしての作品を見せなければならないと思っています。前回観て頂いた方にも楽しめるモノに仕上げていきたいですね。
ピ:そういってますが、板倉さんはどーかな?
板:多々良さんの言う通り、作品はある意味ですごく真っ直ぐな作品だと思います。初演の芝居は観ていませんが、想像するには真っ直ぐで誠実な作品になっていたのだろうと思います。今稽古をしていて僕自身が気をつけている事の一つとして、これは他のどの芝居作りでも共通している事かもしれませんが、分かったような顔で芝居をしない事、常に新しく新鮮であることをテーマに置いています。もちろんこれまで個人的には色々な芝居に参加させていただきましたが、一本一本が新しく一つ一つの積み重ねであると思っています。今回、平均年齢が前回より高い分、10代の役者さんに負けないような柔軟性をもって出演者全員で良い芝居を作っていきたいですね。若い人の方が無欲で良い芝居をする事が多いですからね。負けてられません。
ピ:これは期待できますねぇ。ところで、今回の出演者について今の段階で聞いちゃうよ〜ん!どうですか?多々良さん?板倉さん?
多:今回の役者さんは、10年以上の付き合いのある方から、初共演の方まで幅広いんですよ。そうですねぇ〜、思えば10年前・・・
ピ:長くなりますか?
板:長いのはちょっとね(怒)
多:じゃ、じゃぁ手短に・・・魅力を一言ずつ。まず、長い語りを待ってくれない板倉さん(笑)
板:ゴメンね(笑)
多:役とのイメージはピッタリですねぇ。
板:本当に思ってるの?(怒)
多:思ってますよ!!(即答)
板:よし!!(笑)
多:板倉さんの魅力を一言で言うと・・・(間)これって結構難しいですね。それぞれ共通している部分が多いんですよ。
ピ:例えば?
多:声の魅力で言うと、板倉さんや、清水梨乃さん、小野寺仁子さん、小野綾子さん、土田有希さん、小埜裕介さん、山村哲さん、山本憲さん―――
ピ:全員では?
板:全員だね(笑)。
多:・・・そうですねぇ。声フェチなんですかねぇ(笑)。あとは、存在感で言えば、板倉さん、清水さん―――
ピ:またこのパターンですか?(笑)
板:まただね。
多:うっ・・・もちろん役柄も違いますし、それぞれの好きな所はあるんですけどね。長くなると板倉さんにストップかけられますんで(笑)。
ピ:なるほど、色々ありがとうございました。では最後に、お2人に今回の見所やPRなどありましたらお願いします。
板:平均年齢30歳の(笑)役者陣がどこまで真っ直ぐになれるか、劇場MOMOという小空間でお客様に濃い時間を過ごしていただけるよう、稽古で汗と涙を流します。
多:サプリメンツのコンセプト通り、お客様に元気を与えられる作品にする事。その中に心に響くメッセージや小劇場ならではの迫力、興奮、感動をお届けできればと思います。
ピ:楽しみですねぇ〜!どんな仕上がりになるのか楽しみに待ってます!!
多&板:絶対良い芝居にします!!皆様どうぞお楽しみに!!!

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| 多々良光洋(たたらみつひろ) 1978年3月15日生まれ。山梨県出身。 ストレイドッグ→演劇ユニットピンクアメーバで俳優としての基盤(ダンス・殺陣含)、照明や音響、美術など演出面の経験も積み、2006年、演劇配合サプリメンツを旗揚げ。現在は脚本・演出・俳優として活動。舞台は今回で30本目。コミカルなキャラと安定感が評価され、最近は主演級を任される事が増えている。 演劇配合サプリメンツHP http://www.tatala.net/supplements/ |
板倉光隆(いたくらみつたか) 1976年11月22日生まれ。静岡県出身。 劇団昴(すばる)に劇団員として所属。「ドリーウェストのキッチン」、「灯台」、「ジュリアスシーザー」、「オテロ」をはじめこれまで劇団内外の舞台〜新劇・小劇場・オペラとジャンルを問わず30本以上の舞台に積極的に参加。他に映画「筆子・その愛」貴族役。声の出演として2006年劇場公開アニメ「時をかける少女」津田功介役をはじめ、TVアニメ「結界師」、「金色のコルダ」、日曜洋画劇場「シルミド」、「LOVERS」、「TUBE」、「トランスポーター」、ディズニーチャンネル「W.I.T.C.H.」など海外ドラマや海外映画の吹き替えも多数行なう。 公式ホームページ「コウリュウが行く!!」 http://www.kouryu-i.net/ |